肘 骨折 後遺症

子供の肘の骨折で後遺症を起こさないための治療

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子供は大人よりも身体を動かすことが多いので、骨折を起こすことも珍しくありません。
そうした子供の骨折のなかで、肘関節の周辺の骨折は、後遺症を起こし易いことで有名です。
そのうちの一つが、上腕骨顆上骨折です。
子供の上腕骨顆上部は大人よりも脆弱なので、手を突いて転倒すると損傷し易くなっています。
手を突いて転倒すると、上腕骨顆上部の前方にストレスが集中します。
すると上腕骨顆上部が前方から後方に向かって、損傷するようになるのです。
この際に骨の転位がなくて、いわゆるヒビの状態であれば、それほども問題はありません。
すなわちギプスなどで固定をしていれば、後遺症を起こすことなく治癒させることが多くなります。
しかし骨の転位がある場合には、後遺症を起こすことが多くなるのです。
骨の転位がある場合には、骨が元の位置に戻るように整復を行います。
ところが上腕骨顆上骨折の整復は、ほかの部位と比較すると、正確さが求められます。
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整復に正確さが求められる理由は、変形治癒することが多いからです。
とくに多い変形治癒が、肘関節が内反することです。
肘関節が内反変形すると、腕を前に伸ばしたときに、腕が下側に向くようになります。
また気を付けの姿勢をしたときにも、不自然な姿勢になるのです。
そのため内反変形による後遺症は、機能面と美容面の両方が悪くなります。
こうした後遺症の問題があるために、転位がある場合には、手術療法を行うことが増えているのです。
手術療法の方法はさまざまですが、整復を行ったあとに金属で骨を固定します。
ただし手術療法を行っただけでは骨が癒合しないので、手術療法を行った後にギプス固定も行うのです。
ギプス固定をしばらく行っていると、骨が癒合するようになってきます。
しかし手術療法の金属が残ったままなので、もう一度手術療法を行って金属を除去するのです。
このように上腕骨顆上骨折は、後遺症を起こさないために、慎重な治療が必要になるのです。
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